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風俗にハマってできた300万円を返済するためバイトに応募

アルバイト体験談

大人の遊びを教えられて借金が増えました

専門学校に通うために高校卒業後19歳で上京してきました。WEBデザイン系の専門学校で、ちゃんと通学はしていたのですが、バイト先の先輩に唆されたのが原因です。自分の地元にはないキャバクラや風俗があまりに楽しすぎて、もう、ドハマりしてしまいました。
当然そんな金がポンとバイトで出るわけもなくて、一人暮らしの生活費もあるしで、複数の消費者金融から金を借りまくっていました。そんな風にして遊んでいたらヤバいに決まっているのですが、いよいよ返済の電話が鳴りやまなくなるまで「借金」というものが具体的にどういうことなのかわかっていませんでした。

借金を滞納していたので、どうやら親まで連絡が行っていたようで、ついに逃げ切れなくなり、なんとか返しますからと、日雇いの高額バイトを転々とやってお金を作りました。それでもギリギリです。なんとか安定して高収入を…と困っていたところ、出張ホストの募集を見つけて、いろんな人の体験談やネットの評判も見て「ここなら大丈夫かも」と応募しました。

300万の借金は一年で完済できました

そのときの僕の状態はひどいものでした。借金300万円で借りるために返すを繰り返し、面接に行ったときが人生の最底辺だったと思います。事情を話すと「若いうちの失敗は誰にでもあるから」と優しく諭してもらって即採用してもらえました。

そういう言葉をかけられたからにはと奮起して、出張ホストのバイトには真面目に取り組みました。というかもうこの仕事しかありませんでした。服装もきれいにして、マネージャーから一から仕事を教えてもらい、あとは、ひとつひとつ仕事をこなしていく日々です。真面目にやっていたこともあり、続けて指名してくださる常連のお客様も増えてきました。

はじめてから二ヶ月目には安定して順調に稼げてきて、自分の生活費も多少切り詰めながらではありますが、なんとか1年でで完済することができました。こうなるともう身軽なもので、「じゃあ元の遊びに戻るか」…とはならず、さすがに反省して、借金してまで遊んでもいいことはないと自分を戒め、学校の勉強の方にも力を入れることにしました。

卒業後の仕事も内定

借金返済後は、心を入れ替えて出張ホストのバイトと学校の勉強や就職活動にも取り組みました。おかげ様でそこそこ有名広告代理店にWEBデザイナーとして採用が決定しました。これまで自分でサイトを作成して過去の作品を挙げていて就活中もアピールできていたことが評価されたようです。

運が良かったののかもしれませんが、僕みたいな学歴ではなかなか入れる会社ではないし、こないだまで借金返済に悪戦苦闘していたことがバレたらまずいですが、まあ、それも過去のこととして、切り替えて前に進みたいと思います。

WEBデザイナーの仕事始めたあとも、生活レベルはある程度高めでキープしたいなと考えていて、実際に同じように掛け持ちでやっている人も多く、顔出しNGでもOKとのことなので、もし余力があればこのバイトは続けていきたいと思っています。