仕送りなしの大学生が奨学金の繰り上げ返済できるもの出張ホストのおかげ
アルバイト体験談
何とか食いつないでいましたが…
都内の大学に通っています。家庭の事情で学費がキツいので、奨学金を使っていて、しかも仕送りなし。まあ、ここまで育ててもらったのだから、文句はありません。後は自分でなんとかするしかないです。
バイトはファミレスの厨房をメインで、たまに治験のバイトをやって、キツいときにはそれでしのいでいました。本当に何とか食いつなぐという感じです。華やかなキャンパスライフみたいなものとは程遠く、結構ギリギリの生活。まあ、そこまで悲観していたわけではないのですが、なんか楽しそうにサークルとかしてる連中を見ると、嫉妬していました。
もっといいバイトはないものかと、高額バイトの求人をちょこちょこ見ていました。ただどれも深夜系の辛そうな仕事ばっかり目について…あとはよくわからない感じの、あまり近寄りたくない系というか。そんな中、治験のバイトで何度か一緒になって、大学は違いますが同級生の友達から、「出張ホストのバイトが結構いいらしいよ」と教えてもらったんです。
応募からスタートまで迷いなし
その頃が本当に生活が一番キツかった時期でもあり、ネットで募集を見て、面接に応募するまでまったく迷いはなかったです。確かに出張ホストというのはあまり聞いたこともないような言葉ではありますが、飛び込んでみれば何とかなるだろうという気持ちもありました。
無事採用されて初仕事。仕送りなしの大学生で、とかその頃は自分の身の上話とかして沈黙を無理に埋めようとしていました…今思うと反省すべきところも多いですが、そういう風に最初から自分を出すというか、ヘンに緊張しないで接しようとしたところは良かったと思います。
また、お客様も優しくて穏やかな方が多く、自分の生活や食事を心配いただいたり、多めにチップをいただいたり、と助けていただくことばかりで、今の仕事のスタイルに、なんの不満もなく、感謝しかありません。
順調に生活が向上してきました
この仕事はやはり稼ぎの面で大きな魅力があるのはもちろんのこと、さらに自分の都合で出勤して、時間をやりくりしながら働けるのもとてもいいです。無理なく高収入、僕の場合はそれが奨学金の繰り上げ返済として前倒しで返済に回せています。
なんだか小さいことを言うようですが、自分の性分として、あまり借金というものが好きではないんです。だから、今のところ稼いだお金を自分の贅沢に使うとか、そういうことは考えていません。基本的に返済、そして生活を多少は向上させながら、うまくやっています。
仕事内容も収入面でも待遇でも、自分に最適なバイトを見つけることができて、良かったと思っています。このままの勢いで奨学金を返していけたら、自分にもいい未来が待っているはずです。このお店にお世話になりながら、自分の明るい明日を築いていきたいです。