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某芸能プロ所属のタレントが修行のためにボーイズバーで接客中

アルバイト体験談

一応芸能関連の仕事をしています

某有名芸能プロダクションに、この春から所属したばかりのタレントの卵です。その前から多少演技の勉強とかしていたのですが、慣れない新しい環境でなかなか稽古にも身が入らず、事務所の方にボーイズバーに連れて行かれて、「ここで修行させてもらえ」と言われました。

確かにこういう新宿のボーイズバーなら、本当にいろんな人と関わることになるだろうし、いろんな会話や表情のレパートリーなんかも増えそうだと思い、お店の人にも話をして、採用してもらうことになりました。だからちょっと一般的な求人応募の流れとしては違うのですが、基本的にやっている仕事内容は他のキャストとは同じだと思います。

しかし実際にお客様と接するのって、なかなか緊張するものですね。自分で言うのも何ですが、結構いろいろ経験してきて、そのへんの若いやつとはちょっと違うぞと内心そう思っていたのですが、そんな気持ちは打ち砕かれました。ここで最初からやり直し、です。

人脈づくり、顔を売る意味も

ここでの仕事内容というといろいろですが、基本はお客様の喜ぶことをする、というものなので、お客様第一の精神で接します。ドリンクのペースとかもそうですし、当たり前ですが自分だけ飲んで盛り上がるとかは違いますよね。会話のネタも、僕のやり方としてはお客様が話されることから「こんな話も好きなんだろうな」という部分につなげて広げています。

事務所から「頑張っておいで」と言われて背中を押されているので、もちろんその期待に応えるために、タレントの卵として修行させていただいているわけですが、それ以外にいろいろと感じることも多いです。接客と芸能の仕事はよく似ている部分があると思います。なんというか空気を作る、その空気を操る、というか。その感触を掴むまで今は下積みです。

どうやらお客様の中には芸能関係の方も多いようです。なんとかそういう人に顔を売る、そして人脈を作ってなんとか自分の仕事とつなげたい、という正直な心もありますが、そのためには自分の力がちゃんとあることが大前提なので、まずはそこからですよね。

信頼できるお店の雰囲気の中で

事務所の方にわりと一方的に頑張ってこいと、なんだか自分の扱いは適当にされているのかなと思ったのですが、そんなこともないようです。あとから知ったことですがこのお店は25年の営業実績がある老舗店だそうで、若い人からベテランからその道のボスくらいの方々まで、本当にいろんな業界のお客様に愛されているみたいです。

そんなお店としての「格」みたいな部分は随所に感じます。いい意味で僕が芸能プロダクション所属だからといって特別扱いしないし、キャストは平等に良い待遇を受けています。またお客様との相性も考えたサービス提供を考えているようで、よく店舗スタッフさんたちの真剣に話し合っている姿も見ます。

いつかこのお店から出た有名なタレントとなれるように、しっかりと今目の前の仕事に取り組んでいきたいと思います。単に高額バイトとしてでなく、自分を成長させる場としてここに来ています。