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酒の卸業者が有休を使ってレンタル彼氏の副業で稼いでみた

アルバイト体験談

このご時世でさっぱり 副業スタート

僕の本業は酒の卸業者です。ご存知のように、このご時世の影響をかなり強く受けてしまう業種で、発注がほとんどなく、小さな会社なので、もうそれは本当に悲しいくらい給料も減ってしまって…。溜まっている有給消化してくれと上司に言われて、ボケーッとしている日々でした。

けれどそんな風に立ち止まっているのもどうなんだとある日突然思って、何か金になる高額バイトでもやってみようと、いろいろとネットで情報をあたってみました。一番お金が動いていそうな新宿に絞って、いくつか候補はあったのですが、最終的にこのレンタル彼氏に求人応募したのは、二つ理由があります。

まずは、素直に、好奇心です。この仕事って、どんな感じなんだろう、という。二つ目は経験談を読んでいて、ラクなわりに稼げる、という噂にちょっと惹かれて。そのへんはまあやり方次第なんだろうな、と思いながら、実際働きはじめて見ると大体その通りで、僕も今こうして書いているわけです。

やりがいだって感じられていますよ

副業なんだから稼ぎはそこそこだろうとか、まあ高収入でもキツいだろうとか、そういうイメージをお持ちの方がいるとしたら、このバイトに関しては違います。副業開始してから三ヶ月、そろそろお店のパターンも一通り見てきたと思いますが、本当にゆるい感じで、しかもしっかりと稼げています。

仕事内容は職名のまんまですね。お客様のレンタルの彼氏になること。なんか無理なリクエストとかあるのか、とか最初は身構えた記憶がありますが、実際そんなこともなく、本当にかわいらしいこと、たとえば「一緒にショッピング行こう」とか、「一人で食事は寂しいから一緒に」とか、そんなレベルのものです。

もちろんお客様は選り好みされるのでしょうが、幸い僕のようなフツメンでもそこそこ順調に指名をもらえるし、仕事でヒマということはないです。程よい刺激、そして良い対価。そんなところでしょうか。けれど、たまに悩み相談とかもされて、考えの浅い自分なりに誠実にアドバイスさせていただくと、「ありがとう」と言われたりもして、何ならやりがいだって感じられています。

本業の知見も活きています

酒の卸業者が本業なので、多少お酒には詳しいです。そういうことで、わりと年上のお酒好きのお客様に指名していただいて昼から飲みながら語る、という仕事も結構あります。これがウケたみたいで、連続指名ももらえたりして今では日中からイイ気持ちで稼げていますよ。

コロナが明けたらまたつまらない昼の会社員生活に戻ってしまうのですが、そこでも、できたらこのお店との縁は残しておきたいな、と思います。上位のキャストを見ているとすごい額を稼いでいるみたいで、学生時代から知っておけば、とか悔いたりもしますし(笑)

でも、なんだかんだ、こういうタイミングで出会えた職場だから良かったのかな、とも感じています。もっと切羽詰っていたら、ちゃんとした転職を考えただろうし。副業でちょうどいい、しかも稼ぎは単に本業に隠れてやるバイトのレベルを上回っていて、そこも当然魅力ですね。